令和6年度 第2回全国運営会議(長崎)
第69回予防医学事業推進全国大会in長崎の開催に合わせて、11月21日(木)令和6年度第2回全国運営会議が長崎市(ホテルニュー長崎)で開催され、全国31都府県支部から79名の参加者がありました。
全国運営会議は本会支部の経営幹部を中心とした集まりで、時々の課題・関心事(国の方針等)について基本的な事項の確認や対応について意見交換を行うことを目的に前期・東京と後期・当該年度の全国大会開催地との2回開催しているものです。
今回は今話題の一般健康診断の検査項目の見直しに関する議論の行方と対策型検診における子宮頸がん検診のHPV検査単独法の決定に関する話題についての2つの講演を企画しました。
一題目は、昨年12月から厚生労働省の委員会で討議されている「労働安全衛生法に基づく一般健康診断の検査項目に関する検討会の動向について〜経緯と今後の予定〜」と題して、この検討会の委員でもある公益社団法人全国労働衛生団体連合会専務理事 亀澤 典子氏に現在までの主な検討内容と今後の見通しなどについて講演いただきました。
二題目は対策型がん検診の指針の見直しにより、今年度より対策型検診として採択されたHPV検査単独法による子宮頸がん検診について現状と検診検査を行う上での課題や注意点について「子宮頸がん検診:HPV単独法検査の現状と課題について」と題した講演を 本会常務理事である久布白兼行先生(東京都予防医学協会理事長)にお話ししていただきました。